望郷の「房すぐり」が放つ“この土地の精霊よ”といわんばかりのオーラ
私は一人っ子で、兄も妹もいない。そのため両親が亡くなると、故郷の生家は無人となり、年々荒れ果てていくようになった。ある年、決断を下し、明治の初め頃にご先祖が建てたという家は解体し、跡地は人手に渡すことにした。
そのための準備をしているときに発見したのが、庭の片隅で宝石の…
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