昨年の全国地震発生は2424回だが…家庭の「防災意識」が下がっていた衝撃!

公開日: 更新日:

 今年で東日本大震災から11年を迎える。防災に対する危機意識は地震から遠ざかるほど忘れがちになる。この機会に「『わが家の防災』アンケート 2022」(住友生命保険相互会社=全国の男女1000人対象)を見直したい。

 今回7回目となる同調査だが、「最も備えが必要だと思う災害」として7年連続で1位になったのは、「地震」(77.2%)だった。次いで「台風」(5.6%)が続く。

 21年の日本全国の地震発生回数は2424回。過去3年(20年は1714回、19年は1564回)で最多に。地震の被害に遭うリスクが高まっているが、アンケートによると実際は防災意識が下がっている。

「この一年間で、新たに実施した家庭の防災対策」は、「特になし」が昨年よりも数字を伸ばして1位。2位は「非常用飲料水の備蓄」、3位は「非常用食品の備蓄」、そして「非常用持ち出し袋の準備」「ハザードマップの確認」「寝室に懐中電灯やスリッパなどを用意」が続いた。

「非常用飲料水」と「非常用食品」については、いずれも「3日分」用意している人が最も多く、次いで同様に「7日分」用意している人が多かった。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された