「祖先のころから家族のような絆を…」4m巨大ワニとインドネシア漁師の奇妙な友情
巨大なワニと長い間、友情を育んでいるインドネシアの漁師が米ニュースサイトで紹介され、話題になっている。
「オディッティ・セントラル」(6月23日付)が紹介しているのは、ボルネオ島南東部の海辺の町ボンタンに住むアンボさん(59)で、「友達」は海に生息する体長が4メートルもあるメスのクロコダイル「リズカ」。
出会いは26年前で、その時はまだ体長が1メートルもなかったリズカは海でアンボさんのボートに近づき、そのままアンボさんの川べりの家までついてきた。それでエサを与えたところ、すっかり懐いてしまったという。
アンボさんとリズカの友情は地元では有名で、2年ほど前から、リズカとの仲むつまじい様子を撮影した動画をユーチューブとインスタグラムにアップしている。インスタのフォロワーは4万人で、ちょっとしたインフルエンサーだ。
それにしても、その気になれば人間など丸のみにできるクロコダイルが恐ろしくないのか? アンボさんは地元メディアにこう語った。
「確かに恐怖心はあります。でも私の家族は祖先のころから、クロコダイルやほかの動物と家族のような絆を結ぶことができると信じているんです」