コロナが終わっても会社の忘年会・新年会はパス…「実施率」55%どまりのナゼ
■友人や仲間とならOK
一方、コロナ禍が収束したこともあって、友人や仲間との小規模な忘年会は増えているようだ。外食ジャーナリストの中村芳平氏はこう言う。
「コロナがあけた最初の忘年会シーズンがどうなるかは、この先の飲食業界を占う材料のひとつでした。予想通り、法人需要はパッとしないようです。やはり3年間という時間は大きかった。会社の恒例行事から忘年会が消えてしまった、ということでしょう。コロナ前、居酒屋チェーン店は、年間売り上げの3割程度を忘年会シーズンに稼いでいました。ビジネスモデルを切り替える必要があります」
日本の年末は大きく変わってしまったということか。