少しでも安く買いたい「あと1500円!」の値切りが時としてアダとなるケース
■店員の勘違いで粗利ゼロになることも
このようなことはめったにないケースですが、いわゆるヤブヘビにならないように、わざと上司に相談しないで値段を決めることは少なくありません。実際、この時までは何度も特価商品にクーポンを適用してきましたから。一応、販売した後に原価割れしていないか、端末でチェックをするようにしていますが、中には粗利がほぼゼロになることも。
ただ、以前にもお話ししたように特価商品は展示品が多いので、最悪原価割れしてもいいんです。というのも、店員は他のお客で帳尻を合わせ、月ベースで売り上げ目標を達成すればいいのですから。だから、お客さんが喜んでくれれば、それでいい。まあ、値切る時は、あまり欲をかかないほうがいいのかもしれませんね。 =つづく