骨折した同業者に寄付を呼びかけ…自転車宅配業者の友情動画に全米が感動!
米首都ワシントンに住むジョシュア・カバレロさんは自転車で宅配業をしながら、仕事中に動画を撮影してはインスタグラムに投稿。そのひとつがワシントン・ポスト紙に紹介され、全米の感動を呼んでいる。
先日、ジョシュアさんがインド料理のデリバリーをするために店に行ったところ、左足を骨折した男性の同業者が折り畳み式の歩行器を使って店に入ってきた。
事情を聴くと、男性は「ケビン」と名乗り、その状態なのに歩行器を自転車のハンドルに乗せデリバリー業務をしていると説明した。支払いが迫っている請求書があるという。
ジョシュアさんはケビンさんからスマホの決済アプリのアカウントを教えてもらい、少額を寄付。そのやりとりを撮影した動画をインスタに投稿。ケビンさんのアカウントを公開し、援助を呼びかけた。
一方、そんなことは知らなかったケビンさんは、2カ月ほど前に交通事故で入院。働けない間に家賃がたまり、必死でデリバリーをやっていたが支払えなくて頭を抱えていた。そんな時、スマホに知らない人から次々に寄付が寄せられビックリ仰天。総額は2400ドル(約35万円)を超え、ピンチを切り抜けることができた。
その後、ジョシュアさんのインスタのおかげだと知ったケビンさんは、食事をごちそうしてお礼をした。その時の動画も公開され、さらに共感を呼んでいる。