骨折した同業者に寄付を呼びかけ…自転車宅配業者の友情動画に全米が感動!

公開日: 更新日:

 米首都ワシントンに住むジョシュア・カバレロさんは自転車で宅配業をしながら、仕事中に動画を撮影してはインスタグラムに投稿。そのひとつがワシントン・ポスト紙に紹介され、全米の感動を呼んでいる。

 先日、ジョシュアさんがインド料理のデリバリーをするために店に行ったところ、左足を骨折した男性の同業者が折り畳み式の歩行器を使って店に入ってきた。

 事情を聴くと、男性は「ケビン」と名乗り、その状態なのに歩行器を自転車のハンドルに乗せデリバリー業務をしていると説明した。支払いが迫っている請求書があるという。

 ジョシュアさんはケビンさんからスマホの決済アプリのアカウントを教えてもらい、少額を寄付。そのやりとりを撮影した動画をインスタに投稿。ケビンさんのアカウントを公開し、援助を呼びかけた。

 一方、そんなことは知らなかったケビンさんは、2カ月ほど前に交通事故で入院。働けない間に家賃がたまり、必死でデリバリーをやっていたが支払えなくて頭を抱えていた。そんな時、スマホに知らない人から次々に寄付が寄せられビックリ仰天。総額は2400ドル(約35万円)を超え、ピンチを切り抜けることができた。

 その後、ジョシュアさんのインスタのおかげだと知ったケビンさんは、食事をごちそうしてお礼をした。その時の動画も公開され、さらに共感を呼んでいる。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…