小学生は弁護士という職業を知らない…それでも「タケシ弁護士」は有名で歓声があがった
毎年、地元の中学校や小学校にご招待いただき、職業講演会というかたちで弁護士の仕事についてお話しさせていただいています。先日も小学6年生を相手に講演をしてきました。
いつも感じることは、僕自身も小6の時点では似たようなものでしたが、弁護士という職業が子どもたちに知られていないことです。
事前にいただく質問には、毎回、弁護士になった理由、弁護士の仕事をしてよかったと思うこと、つらいこと、どれくらい勉強をしたかといった質問が入っています。
弁護士になった理由について僕は、家族や仲間、頼ってくれる人を助けられる仕事がしたいという説明をすることが多いです。さすがに小学生相手に、稼げそうだから、なんとなくかっこよさそうだから、のようなリアルすぎる説明はあまりしない方がいいかなと思いますので。
弁護士の仕事を簡単にいうと、依頼者のために戦う雇われ戦士・ボディーガードという説明をしています。ですので、弁護士の仕事をしていてよかったと思うことは、試合=裁判に勝ち、依頼者の方に感謝されるのがうれしいという説明をします。逆につらいところは、一生に一度かもしれないようなトラブルを抱えて来られる方の弁護をするのでプレッシャーがかかること、人生がかかっている裁判で負けてしまうこともあること、などを話しています。