コロラドの雪崩で11カ月行方不明だった愛犬が…クラファン監視カメラで生存確認される奇跡
雪崩に巻き込まれ、行方不明になっていた愛犬が、雪山で11カ月も生き延びていたことが分かった! そんなうれしいニュースが米国で話題になっている。
注目を集めているのは、「ウルル」という名前のボーダーコリーとロットワイラーのミックス犬と、飼い主のジェイコブ・ダルビーさん。昨年3月17日、米コロラド州マーブル近郊でバックカントリースキーを楽しんでいた時に、雪崩に巻き込まれた。
ジェイコブさんは760メートルも流されて瀕死の重傷を負ったものの一命を取り留めたが、ウルルの行方は分からなくなった。
自身の治療費に加えてウルルの行方を捜索するには、手持ちの資金だけでは到底足りない。そんなジェイコブさんの苦境を見かねて、友人たちがクラウドファンディング「GoFundMe」にサイトを立ち上げ、寄付を募った。
ジェイコブさんはその資金で昨年8月、雪崩の現場近くに監視カメラを2台設置、餌を置いて根気強く撮影していたところ……ついに2月17、18の両日、黒い犬が撮影された。間違いなくウルルの姿だった!
もちろんジェイコブさんは大喜び。GoFundMeに、「事故から341日目にしてついにウルルの生存が確認された」と報告。支援者らに感謝の言葉を記した。今度、ウルルを捕獲し、ジェイコブさんのもとに戻す計画が検討されている。
一日も早い再会を!