著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

あなたの保有株は「金の斧、銀の斧」? 欲張るとヒドい目に遭いかねない

公開日: 更新日:

 しかし、間違って「はい、私の買ったのは高PER銘柄です」と答えた場合には、「あなたは欲張りすぎです。ケツの毛まで抜かれてしまいなさい」となる。

 ちなみにPERとは株価収益率の略。「株価/1株当たり純利益」で求められる。この値が低いと「割安株」と判断され、高すぎると「割高株」と判断される。

 実際には「割高株」とはいわず、「成長株」と表現される。「会社の成長性が高い」とみんなが思っている、というわけだ。

 株式市場において「すぐに儲かりそう」に見えるのが、この高PER銘柄である。値動きもよく、いかにも上昇しそうに見える。しかし、いったん動きが止まると、その反動で急落を余儀なくされる「欲張っただけに、そのあとは大損」というわけだ。

■「成長株」への投資は、ほどほどに

 シニアのみなさんは、こういった「成長株」への投資は、ほどほどにしておいた方がいいだろう。株式市場での人気は高いが、すぐに暴落する危険性が高いからだ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主