国家公務員も使っていないマイナ保険証を強制するな
しかしマイナ保険証の利用率は全く上がらない。昨年12月には4%ちょい。最近は6%。岸田総理が「利用者は増加している」と言ったが、おいおい、たった2%を評価か。だったら「政権交代すべき」の52%の声を評価しろ。
この増加のカラクリは、医療機関にマイナ保険証を促したら最大20万円補助を出すと決めたからだ。さらに薬局にも最大10万。薬局の窓口で「マイナ保険証がないと薬がもらえない」と勘違いする人も出てきてトラブルになっている。
さらに河野大臣は「マイナ保険証を使えない医院があったら報告しろ」と密告を促す恐怖政治。あの強権政治そのものが恐怖だ。
そもそも今のマイナカードは基本的な設計からやり直さなきゃいけない、デジタル的にレベルの低い代物だ。セキュリティーにも問題がありすぎる。カードと暗証番号と電器屋で買えるリーダーがあれば、誰でも読み取れる。偽造業者は「3日で作れる」と豪語する。
その証拠に実は官僚たちもマイナ保険証を使っていない。国家公務員の利用率5.7%、防衛省に至っては3.5%。それはやはり、国家の中枢にいる人間が情報流出された日には大問題だからだろう。
そんなもの国民に押し付けるな。
毎回持って行かなきゃいけないマイナ保険証、月に1回でいい紙の保険証。紙でいいだろ。
頼む河野太郎。もうそろそろ次の役所に移ってくれ。