東京で連戦連敗、7.7は都知事選に加え都議補選…岸田自民「8戦全敗」に戦々恐々
「八王子市では、萩生田さんの“子分”の市議が出馬表明しています。ただ、この状況ですから公募で手を挙げたのは彼一人だったそう。『火中の栗を拾った』といわれています。野党に有力候補を立てられれば、まず勝てないとみられています。板橋区は下村さんの元秘書が出馬を決めているが、その肩書だけで大逆風でしょう」(都政関係者)
8選挙区で全敗すれば、いよいよ岸田首相はオシマイだ。
「菅前首相は、21年8月の横浜市長選での敗北が退陣の引き金になったといわれますが、その前月の都議選で結果を残せなかったことも大きかった。下馬評では自民の圧勝が予想されていたのに、最終盤で都ファに追い上げられ、自公で過半数に届かなかったのです。ある意味“惨敗”でした」(官邸事情通)
岸田首相の命運も「7.7」で尽きるか。都民は知事選だけでなく、都議補選にも注目すべきだ。