米リサイクルショップで4ドルだった花瓶は1200年以上前のマヤ文明の遺産だった!

公開日: 更新日:

 米国のリサイクルショップで4ドル(約640円)足らずで買った古びた花瓶は、なんと1200年以上前に作られた中米マヤ文明の文化遺産だった!

 人権擁護団体「クリスチャン連帯世界機構(CSW)」の職員だったアン・リー・ドジャーさん(写真左)は2019年、米メリーランド州クリントンにあるリサイクルショップの在庫処分品棚で古いメキシコ風の花瓶を見つけた。

 仕事で頻繁にメキシコに行っていたアンさんは「メキシコを思い出させてくれる素敵な小物になりそう」と購入。首都ワシントンにある自宅に飾っていた。無造作に置かれたその花瓶は3人の幼い子供、ペットの犬と猫が「いつぶつかって落としても不思議ではない状態だった」という。

 先日、メキシコシティーの国立人類学博物館を訪れた際、アンさんは展示されていたマヤ文明の壺の装飾が、自宅の花瓶と驚くほど似ていることに気づいた。あまりにもソックリだったので、「うちのもひょっとしたら……」と思い、博物館の職員に尋ねてみたところ、「それは帰国したらぜひ、ワシントンの駐米メキシコ大使館に写真を送って確認していただけませんか」と頼まれた。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1
    小池知事は焦るとムキに…都知事選で「失言ループ」に突入 不安的中の陣営は戦々恐々

    小池知事は焦るとムキに…都知事選で「失言ループ」に突入 不安的中の陣営は戦々恐々

  2. 2
    “ほぼ全裸ポスター”は制度を悪用? 過去にもあった「公序良俗ギリギリ」のきわどいポスター

    “ほぼ全裸ポスター”は制度を悪用? 過去にもあった「公序良俗ギリギリ」のきわどいポスター

  3. 3
    グタグダ維新が内部分裂危機…都知事選“掟破り”の「石丸支援者」続出で小池知事は票減らす恐れ

    グタグダ維新が内部分裂危機…都知事選“掟破り”の「石丸支援者」続出で小池知事は票減らす恐れ

  4. 4
    石丸伸二氏したたか都知事選“ジジ殺し”「選挙の神様」が演説仕切り大物経営者が胸アツ演説

    石丸伸二氏したたか都知事選“ジジ殺し”「選挙の神様」が演説仕切り大物経営者が胸アツ演説

  5. 5
    最後まで冷静と情熱の好ましいバランスを保っていた蓮舫氏。弱者への揺るぎないまなざしが詰まっていた。

    最後まで冷静と情熱の好ましいバランスを保っていた蓮舫氏。弱者への揺るぎないまなざしが詰まっていた。

  1. 6
    焦る小池知事は都知事選「公務優先」もマユツバ…連日のしたたか演出で組織固めに没頭中

    焦る小池知事は都知事選「公務優先」もマユツバ…連日のしたたか演出で組織固めに没頭中

  2. 7
    大阪万博はうっすらウンコ臭い? “腐った卵”硫化水素が流出も「対策これから」の体たらく

    大阪万博はうっすらウンコ臭い? “腐った卵”硫化水素が流出も「対策これから」の体たらく

  3. 8
    悠仁さまの“難関名門高”路線は「お茶の水女子大付属幼稚園」を選んだ時から始まった

    悠仁さまの“難関名門高”路線は「お茶の水女子大付属幼稚園」を選んだ時から始まった

  4. 9
    石原都政で“懐刀”と呼ばれた元副知事が明かす 小池都知事の父親は「大ボラを吹く人でした」

    石原都政で“懐刀”と呼ばれた元副知事が明かす 小池都知事の父親は「大ボラを吹く人でした」

  5. 10
    葛西臨海水族園改修問題「水辺の自然」エリア最後の日…記者が感じた自然へのリスペクト欠如

    葛西臨海水族園改修問題「水辺の自然」エリア最後の日…記者が感じた自然へのリスペクト欠如

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  2. 2
    小池知事は焦るとムキに…都知事選で「失言ループ」に突入 不安的中の陣営は戦々恐々

    小池知事は焦るとムキに…都知事選で「失言ループ」に突入 不安的中の陣営は戦々恐々

  3. 3
    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

  4. 4
    女子プロの所属契約にまで協会が口出し…昨年末に全会員へ送り付けた文書の衝撃の中身

    女子プロの所属契約にまで協会が口出し…昨年末に全会員へ送り付けた文書の衝撃の中身

  5. 5
    HR独走中のヤクルト畠山 “札付き問題児”が“孝行息子”に

    HR独走中のヤクルト畠山 “札付き問題児”が“孝行息子”に

  1. 6
    ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が

    ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が

  2. 7
    大谷の「ホームランダービー」は見納めか…心身の負担を考慮すれば今回がラストチャンス

    大谷の「ホームランダービー」は見納めか…心身の負担を考慮すれば今回がラストチャンス

  3. 8
    もう「草サッカーのレベル」なのに…キング・カズ「還暦プロサッカー選手」に現実味

    もう「草サッカーのレベル」なのに…キング・カズ「還暦プロサッカー選手」に現実味

  4. 9
    フジテレビ起死回生の秘策?「古畑任三郎」復活プロジェクトに挙がる主演候補5人の名前

    フジテレビ起死回生の秘策?「古畑任三郎」復活プロジェクトに挙がる主演候補5人の名前

  5. 10
    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり