「土用」は立秋前の夏の土用をさすのが一般的に…「土用の丑の日」は平賀源内が広めた
▽七夕飾り
五色の短冊に願い事を書き、笹竹に結びつけます。このような七夕飾りの風習は、江戸時代から始まったといわれています。
五色とは、青・赤・黄・白・紫(黒)のことで、これは中国の陰陽五行説に由来しています。
「青=仁、赤=礼、黄=信、白=義、紫(黒)=智」をあらわしているといわれます。
■夏の土用(19日~8月6日)丑の日(24日、8月5日)
土用とは、立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前18日間をさしますが、現在では、立秋前の夏の土用をさすのが一般的になりました。
▽土用の丑の日とうなぎ
夏の土用の期間は暑さが最も厳しいため、夏バテ防止のために精のつくものを食べる習慣があります。
江戸時代には「丑の日に『ウ』のつくものを食べると夏バテしない」という伝承から、梅干しや瓜などがよく食べられていたようです。