綾瀬「玉の湯」滑らかな水風呂&インネパのサ飯に大満足だった
玉の湯(綾瀬)
東京メトロ千代田線綾瀬駅東口から歩いて6分ほどの「玉の湯」は1958年創業で、著名人も訪れる人気銭湯。カラフルなのれんをくぐり、フロントでサウナ代+入浴料(タオルセット付き)920円を払い、サウナ用バンドを受け取る。オルゴール音楽が流れる脱衣場で服を脱ぎ、浴場にお邪魔します。
「映画のロケにも使われたんですよ」と2代目・堀田晃一さんから聞いていたように、製造中止の白色のケロリン桶が今なお現役で、御影石風の石タイル壁には銭湯大好きイラストレーター・メソポ田宮氏のユニークなニコニコマークのステッカーが水玉状に飾られていた。ロケ地になるのも納得のウキウキ内装です。
湯は、地下約30メートルから湧出する井戸水をマイナスイオン化した軟水を使用。カランにはリンスインシャンプーなどがそろい、手ぶらでもよし。
さて、42度の白湯には深さ100センチほどのポイントマッサージのコーナーが2床。冷水枕付き座風呂では背中や腰・ふくらはぎなどにボボボ。十分温まったところでサウナ入りまーす。
ドアを開けると、ジンワリと心地いい熱さに包まれた。耐熱タイルとヒノキ造りのシンプルな室内で、ガス遠赤外線ヒーターは92度設定でも、壁の温度計は95度。ストレート2段ベンチの上段にどっこいしょ。
脱衣場と同じくオルゴールが静かにリズムを刻む。窓越しに浴場を眺めると、あー、ホッとするなぁ。12分計もテレビもなく、唯一の10分計砂時計をひっくり返し、発汗タイムスタート。
オルゴールの音色に優しさを感じて穏やかな序盤だったが、ジリジリとくる正面からの輻射熱に2分ほどで玉汗が浮かび、余裕のよっちゃんモードはあっけなく終了。5分ほどでボッタボタ状態。1セット目は8分ほどで退室し、すぐの縦長湯船からかけ水で汗を流し、水風呂にザブン。マイナスイオンの井戸水かけ流しはチラーなしで20度。強めのバイブラに全身包まれて、トロントロンになる。この滑らかさ、ホント、ハマりまっせ。
2セット目、3セット目は10分頑張り、水風呂でトロけまくる。4セット目は7分でギブ。シメの水風呂の後、脱衣場のプラ椅子でフンワリととのった。