「多賀良湯」にはミュージックサウナが 5分で限界感じたところにサザンの「みんなのうた」でわおぉ!
多賀良湯(鹿島田)
JR南武線鹿島田駅東口から多摩川方面に歩いて7分ほど。府中街道下平間交差点そばの多賀良湯は1947年創業で、2008年にビル型銭湯に。のれんをくぐり、下足ロッカーの木札を取り、券売機で入浴料+サウナ代800円を購入。フロントでタオルセットとサ室フックキーを受け取った。
清潔な脱衣場には最新マッサージチェアや業務用大型扇風機が用意されている。服を脱ぎ、浴場に入ると、女湯との間の壁には鮮やかなステンドグラスの小窓が並ぶ。
42度の湯船が3種。ボタン式パワージェット湯、激しく泡立つミクロンバイブラ風呂とマイルドな電気風呂、そして冷水枕付きの座風呂では背中や腰、ふくらはぎなどにボボボ。その隣には37度の低温風呂が用意されていた。湯も水もまろやかな軟水だった。
ドアを開けると半東屋の露天風呂で、和照明に照らされていた。レッドロビンとアラカシの木が植えられた小さな石庭を眺めながら42度の湯船に体を沈めてのんびりと温まったところでサウナへGO。
サ室前のビート板を手にドアを開けると、フンワリとした熱波とともに昭和歌謡が流れてきた。おおっ、大好きなミュージックサウナじゃん。白木造りの2段ベンチで定員はギリ8人ほどか。90度設定の遠赤外線ガスストーブ正面の上段にどっこいしょ。
ジンワリとドライな熱さが気持ちよかぁ。思わず「はぁぁ」。テレビや12分計はなく、発汗に集中できる室内がいい。5分計砂時計3つのうち1つをひっくり返す。部屋の奥には、青森産ヒバ材の木片が入った布袋が2つ。「香太くん」の爽やかな香りが漂う中、聞き覚えはあっても知らない曲を能天気に聴きながら汗を流す。