「豊島園 庭の湯」プロ熱波師イベントにファン殺到。納得の3セット
豊島園 庭の湯(練馬)
各線・豊島園駅から歩いてすぐの「豊島園庭の湯」は2003年創業の人気温泉入浴施設。館内に入ると、シダーウッドのアロマの香りに誘われてフロントに向かう。入館料2520円(土日祝2970円・特定日3070円)を払い、館内着・タオルセット入りのバッグを受け取った。
男湯の脱衣場で服を脱いで浴場でサッと汗を流したら、まずは塩化物強塩温泉から堪能しよう。湯は琥珀色で地下1445メートルから湧出。広い湯船には、背中や腰・足裏にジェットを受けるコーナーやミクロバイブラ浴もあり、のんびりできる。幅広い年齢層が訪れるため、風呂はどれも体に負担のない温度設定。軟水の炭酸泉で58歳の肌もトゥルトゥルになった。
露天に足を踏み入れると、鮮やかな緑の深さに気持ちが和む。造園設計家・小形研三氏による広大な庭園を望みながらつかる露天温泉はまさに至福。心身ともにほっこりしたところで、サウナと参りましょう。
テルマリウムサウナ(定員6人)は古代ローマ風の蒸気風呂を楽しむ50度でさらに下地をつくったら、その奥の本格フィンランドサウナへGO。マット代わりのタオルを手にドアを開けると、「室内はフィンランドバーチ、ヒバ、スタンレッドシダーの木材を使用しました」と温和な今井支配人。間接照明のみのほの暗い室内に木の香りが漂う。上段ストレート、中段下段はL字ベンチで定員30人。上段にどっこいしょ。
サウナストーンこんもりのドイツ製ヘラクレス・ストーブとご対面。設定は85度。ジンワリと適度な湿度の熱さが心地よかぁ。15分ごとにオートロウリュでジワッと熱さが上昇する。