悪質ホスト問題に警察庁が示した「本気度」…国会でいち早く追及した議員からも拍手
「例えば、売掛金や立て替え金にもメスを入れたり、実家に行くというような悪質な取り立てや、性風俗店で働かせたり、売春させる行為などに対する規制についても方向性を示しています。さらには、ホストだけではなく、違反行為をした場合の店に対する罰金金額に関しても店側が“割に合わない”という額に引き上げるなど、同問題を封じ込める対策がすべて網羅されています」(塩村氏)
そのような説明を担当課長から直接聞いた塩村氏は「警察の本気度を感じた」という。
「警察は悪質ホスト問題を“トクリュウ”というくくりにして対策にあたる姿勢を明確に示してくれました。日本女性の売春は今や国際的な問題となっています。どう条文化されるのかが肝になりますが、早期成立の後押しをしていきたいと思います」(塩村氏)
悪質ホストへの包囲網は着々と狭まってきている。