【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」
自然薯に含まれるカリウムとの相乗効果は?
「大飯温泉」のあるおおい町の名田庄(なたしょう)地区は、京都府南丹市に面した県境の秘境です。若狭湾の海岸部から20キロメートル以上も奥まっているこの地区の名物自然薯(山芋)は昭和50年代から特産品として栽培が始まりました。春先に種芋を植えて11月中旬ごろまで育成します。名田庄自然薯生産組合では様々な研究を重ね、現在では年間5トンの収穫がありますが、パイプの中で真っ直ぐに育てた自然薯は掘り出すのが大変だといいます。
食堂「自然薯とろろiheee」で提供される自然薯そば(とろろ蕎麦)は、茹でてから冷水で締めた蕎麦にすり下ろした自然薯がかけられます。箸で持つとそのまま持ち上がってしまうほど濃くて粘りが強いのが特徴。自然薯には長芋の2倍の食物繊維が含まれていて、その中の水溶性食物繊維は胃の中で溶けやすく、血糖値の上昇を抑える働きがあります。また、自然薯に含まれるカリウムには、体内の塩分を汗や尿として排出する働きがあり、血圧を下げるので、大飯温泉の泉質との相乗効果が期待できます。
※「自然薯とろろiheee」福井県おおい町名田庄口坂本44-7 電話0770-67-3316
◇ ◇ ◇
全国のおすすめの旅情報ならこちら!●関連記事【新・お出かけ紀行】をご覧ください。