「キユーピー」はなぜ「キューピー」じゃなくて「キユーピー」なの?
キユーピーマヨネーズは卵黄のみで作られているが、黄身以外はどうしているの?
「キユーピーでは長年にわたり卵を廃棄せず有効活用をしてきました。卵白はかまぼこや麺類、パン、菓子などの食品原料に。卵殻は土壌改良材、またはカルシウム強化食品『元気な骨』に。卵殻膜は化粧品やサプリメントの原料として活用されています。最近では、卵殻の消臭機能を生かしたごみ袋をネクアスと共同で試作しています。これは原料に卵殻を25%配合していて、さまざまな自治体に提供しています」(前出の担当者)
マヨネーズは製造直後より、卵黄由来のコク成分(ペプチド)とうま味成分(アミノ酸)が急激に増加する「食卓に届くころ」においしくなるそう。「開封後1カ月を目安にお召し上がりください」と担当者は話す。