「キユーピー」はなぜ「キューピー」じゃなくて「キユーピー」なの?
3月1日は「マヨネーズの日」。制定したキユーピーは1925年3月に日本で初めてマヨネーズを製造販売。それに日本初の意味で1日を選んだ。そのキユーピーマヨネーズは今年、発売100周年を迎えた。
当時はマヨネーズという言葉さえ知られておらず、整髪料(ポマード)と間違われたこともあったのだとか。
ここでギモン。キユーピーのユの字が大文字なのはなぜ?
「これはデザイン上のバランスをとるためで、ユの字の上の棒をきれいにそろえるためです」(キユーピー広報担当者)
キヤノンやシヤチハタ、富士フイルムも同じ理由からだ。そもそも戦前までは「ヤ・ユ・ヨ」の拗音(ようおん)は大文字表記が一般的。「ステイシヨン」(駅)、「キヤラメル」といった具合だ。
では、「キユーピー3分クッキング」の放送時間が10分間なのはなぜか。
「1962年の放送開始当時は実際に3分の放送時間(5分枠の番組)だったのですが、後に正味7分(10分枠の番組)に延長されました。手軽に作れるというイメージをお伝えするために『3分』の名前を残しています」(前出の担当者)