タニタ 次は何?体重計だけじゃない「はかり」知れない多角化
この社員食堂があんまり好評になったものだから、同社は外食店舗「丸の内タニタ食堂」までつくってしまった。現在は奈良県の高井病院タニタ食堂、北九州タニタ食堂、福岡薬院タニタ食堂の計4店舗に増え、さらにメニュー提供店を5店舗展開している。また、「こころの健康づくり」をコンセプトにタニタカフェは北海道から山口県まで23店舗もある。
さらにさらに、谷田千里社長の趣味がきっかけで商品化されたセガの人気ゲーム「電脳戦機バーチャロン」を使用したeスポーツ大会「TANITACUP2022」も今月開催される。
本業は1959(昭和34)年に製造開始した体重計事業だが、こうなるとどの方向に進むかは「はかり」知れない。
■関連記事
-
語り部の経営者たち 不易糊工業 鈴木勝也社長(3)スティックノリの応用で化粧品が大ヒットも…“コロナ前”に消費行動が戻らず
-
新NISAで買っていい?企業診断 パチスロ・パチンコ業界向け不動産事業で稼ぐJALCO HDは2025年を「第2の創業」と捉え積極経営
-
語り部の経営者たち 不易糊工業 鈴木勝也社長(2)創業100周年、次の100年を作るための世代交代 義父の提案で異業種から転職
-
目からウロコ 大人の寺子屋 セラピストに聞いた がん患者を家で看取る知識「賢い看病とは、家族で役割分担をしっかり決めること」
-
備蓄米放出でもコメ高騰は抑えられない!「コシヒカリ」応札集中確実…得をするのは自民の“大票田”のみ【上位10品目リスト付き】