日本医師会側から献金1400万円、総理就任直後に5倍増! 岸田首相が“賄賂メガネ”と大炎上
果たして、医師会側からの献金は“賄賂”なのか。日刊ゲンダイは、岸田首相が代表を務める資金管理団体と政党支部の18年以降の政治資金収支報告書をチェックした。
■医療業界の悲願は「診療報酬アップ」
すると、18~20年に両団体が日医連から受け取った寄付とパーティー券収入は、各年計250万~350万円。ところが、岸田氏が首相に就いた21年は1400万円に跳ね上がっている。しかも、同年の自民党総裁選で岸田氏が勝利した9月29日その日に、資金管理団体は日医連から1000万円もの寄付を受領していた。24日公表された22年分の両団体の収支報告書にも、日医連から計1400万円を受け取った旨、記載があった。
首相就任後に献金が5倍以上に跳ね上がっているのだから“賄賂メガネ”と揶揄されても仕方ないのではないか。総裁選当日の1000万円には「岸田さん、今後ともよしなに」という医師会の意図が込められているようにも見える。医師会側には岸田首相に“接近”したい理由があるからだ。