著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

自民党安倍派のパー券裏金疑惑は反社の“みかじめ料”と同じではないか

公開日: 更新日:

 我々演劇関係者もチケットを売る。弱小劇団にはノルマ制もあったし、ノルマ以上売れば役者の取り分にして売らせているところもあった。

 昔「こち亀」のミュージカルをやった時、毎日最前列だけ客がいなくて、めちゃくちゃやりにくかったことがあった。原因は新しいプロデューサーが銀行などに無理やり売りつけたせいだった。

 私は激怒した。いくら金が入っても客がいなきゃ全く意味がない。かと言って席を超過して二重に売ることはできない。万が一、お客がかち合ったら大問題だからだ。

 本来ノルマとはそういうものだろう。必要な人数を各人で割って算出する。

 しかしパー券は違う。むしろ買うだけ買って、来てもらわないほうがよかったりする。しかもその裏金を何に使ったか書かなくていい。庶民は1円単位で収支を報告し納税しているのに、Sサイズのコーヒー代でLのボタン押して逮捕されたりしているのにだ。

■「キックバックはこの世界の文化」発言のトンデモ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」