国税庁が「採用情報」リプライ遮断の閉鎖性…自民裏金疑獄が飛び火でSNSも大荒れ

公開日: 更新日:

税金を払うのがばからしくなる」──。確定申告シーズンまっただ中、各地の税務署では納税者の怒気をはらんだ声がそこかしこから聞こえてくる。

 言うまでもなく、納税は憲法で定められた三大義務のひとつ。にもかかわらず、自民党の裏金議員たちの雑所得の扱いについて鈴木財務相は、「疑義を持たれた政治家が政治責任を果たす観点から判断されるべきもの」と国会答弁。「自己判断」と言ったも同然だから火に油で、国民の怒りは国税庁にどんどん向かっている。

 先週の国会審議で注目されたのが、「脱税は、犯罪。」というキャッチコピーが大書された国税庁の啓発ポスターだった。いかにもなチャラ男と利発そうな女性が対峙し、「脱税者は、見つかる。査察官は、見つける。」と力強いメッセージが躍る。ネット上でもバズり、X(旧ツイッター)では「#国税庁仕事しろ」のハッシュタグがトレンド入り。国税庁の過去作が次々に発掘され、大盛り上がりしている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース