自民・二階俊博氏三男の世襲出馬で大懸念 二階氏が森元首相と同じ「第二のキングメーカー」になる日
《次回不出馬を理由に党内処分を免れ、息子に地盤を譲るって、何じゃそりゃ》
自民党の二階俊博・元幹事長(85)の三男で、公設秘書の伸康氏(46)が次期衆院選の新和歌山2区から立候補する意向を固め、17日にも和歌山県田辺市で記者会見を開くと報じられていることに対し、ネット上で批判の声が広がっている。
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旧3区選出の俊博氏は「10増10減」に伴って再編される新2区の立候補を予定していたものの、自民党の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、自身が会長を務めた二階派(志師会)の元会計責任者が東京地検特捜部に在宅起訴されたことから、次期衆院選に出馬しない意向を表明。これを受け、地元の県町村会や県議らが伸康氏に出馬を要請していたのだが、今国会でも廃止や使途の全面公開を求める声が高まっている「政策活動費」を5年間で50億円も得ていた二階氏の「世襲」には怒りの声が目立つようだ。