自民・二階俊博氏三男の世襲出馬で大懸念 二階氏が森元首相と同じ「第二のキングメーカー」になる日
《裏金事件について一切の説明もない。50億円の使途についても説明なし。そんな甘い汁を息子に、とはいい加減してほしい》
《和歌山の政治家には陸奥宗光さんなどの偉人もいたが、なぜ、こんなにダメになったのか》
■「余人をもって代え難い」人物なら和歌山の選挙区にこだわる必要はないはず
さらに懸念の声が上がっているのが、引退する二階氏が森喜朗・元首相(86)と同じような存在になるのではないかという意見だ。
森氏は2012年に政界を引退した後も権勢をふるい、永田町で今も「キングメーカー」と呼ばれている。今回の裏金事件でも、森氏が安倍派(清和政策研究会)の会長を務めた頃からキックバックが始まった疑いがあるとされ、同派座長だった塩谷立・元総務会長(74=自民離党)に議員辞職を含めて対応するよう迫った、とも報じられている。
ネット上では、「一般人」となりながらも、陰に陽に国政の舞台に顔を出し、あれやこれやと口を挟む「キングメーカー」がこれ以上、増えたらたまらないとの投稿が少なくない。