自民&維新「合意文書」はマスコミ撮影目的のいい加減な代物…これが土壇場でゴネる中身か?

公開日: 更新日:

 4日、自民党が衆院特別委員会で採決する予定だった政治資金規正法改正案。自民・公明・維新の修正合意案だが、3日夜、急に維新がゴネ出したため採決は延期。再修正案を作るハメになった。

 維新の音喜多政調会長は「例外や抜け道がある状態で修正案に賛成することは難しい」なんてもっともらしいことを言っているが、「おい、おい」である。5月31日に岸田首相と維新の会の馬場代表が交わした合意文書の内容はまるでアバウト。例えば<政策活動費は使用上限を決めて、10年後に領収書を公開する>とあるが、音喜多氏のクレームは「領収書公開が50万円超はおかしい」というもの。そもそも10年後の公開に何の意味があるのか。

「岸田・馬場の党首会談はわずか10分。文書にサインをするのが目的で、マスコミ撮影がメインでした」(関係者)

 いい加減な合意文書をもとにイチャモン付けの維新、「採決できれば中身はどうでもいいや」の岸田首相。この改正案、丸ごとインチキである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース