著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

FOOD&LIFE COMPANIES(上)プロ経営者として知られる水留浩一社長が交代

公開日: 更新日:

 回転ずし大手、スシローを運営するFOOD&LIFE COMPANIES(F&LC)は8月2日、山本雅啓副社長執行役員(46)が10月1日付で社長執行役員に昇格すると発表した。12月に開く定時株主総会を経て代表取締役社長に就任する。水留浩一現社長(56)は10月1日に退任し、12月に取締役特別顧問になる予定だ。

 山本副社長は水留社長と同じ電通出身。2000年に早稲田大学法学部を卒業、アサツーディ・ケイ(現ADKホールディングス)に入社。09年に電通に転職。電通グループのDirector(部長職相当)を経て、23年6月にF&LCに移籍。副社長として国内事業COOを務めてきた。

 水留はプロ経営者として知られている。東京大学理学部卒業。学生時代にやった添乗員のアルバイトでは毎回、40人近い参加者の顔と名前をすぐに暗記。進んでマイクを握ったり、女性客の手を取ってダンスをしたり率先して盛り上げ役を買って出た。

 卒業後、電通で勤務した後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)を経て、欧州を代表するコンサル会社、ローランド・ベルガー日本法人に入社。企業・事業再生を専門とするグループで数多くの案件を手がけた企業再生のプロだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い