石破首相《また逃げた》…裏金議員の追加非公認「相当程度→6人」のブレブレに国民落胆
《また逃げた》《「石破逃げる」だな》――。
自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件に関与した議員を巡る公認、非公認問題。石破茂首相(67=自民党総裁)は、9日午前に党本部で開いた選対本部会議で追加の非公認を決めたのだが、その人数がたったの6人だったことに対し、SNS上でこんな声が広がった。
自民党はこれまで、萩生田光一元政調会長(東京24区)、下村博文元文部科学相(東京11区)、西村康稔元経済産業相(兵庫9区)、高木毅元国対委員長(福井2区)、三ツ林裕巳元副内閣相(埼玉13区)、平沢勝栄元復興相(東京17区)の非公認を決定。
さらに追加として、この日、菅家一郎(福島3区)、中根一幸(埼玉6区)、小田原潔氏(東京21区)、細田健一(新潟2区)、越智隆雄氏(東京6区)、今村洋史(東京9区)について非公認とすることが報じられた(選挙区は今衆院選で立候補予定とされる区)。
これで非公認は計12人となったわけだが、衆院政治倫理審査会が全会一致で審査を求めた裏金議員は44人。すでに引退を決めた議員もおり、最終的に何人の裏金議員が立候補するかは流動的とはいえ、12人の非公認では3分の1にも満たないではないか。