後藤田正晴の危惧が現実に 外交とはゴマスリではない

「おい君、もしアメリカが日本か中国の、どちらかを選ばなければならなくなった時、どちらを選ぶと思う?」
もう、十数年前、まだ健在だった後藤田正晴から、いきなりこんな質問を受けたことがある。「同盟関係もあるから日本じゃないですか」と答えると、後藤田はこう言った。
「そう…
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