「これでルーズベルトは失脚だ」と東條首相は上機嫌だった
太平洋戦争の第1段階である「勝利の時期」に見られた現象や現実をいくつか選び、日本はこの戦争でどのような失敗、成功の素顔を見せているのかを検証していこう。そのために折々の近現代史との対比を試みつつ考えていきたい。
昭和16年12月8日の夜の首相官邸の食堂。東條首相と軍出身…
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