中岡と橋本栄五郎 大物の存在を隠したシナリオ通りの裁判
さてこれまで中岡艮一の背景や「芝公園13号地」に住む東海散士(本名は柴四朗)について語ってきた。これらを含んで中岡の裁判を見てみよう。裁判は大正11年2月13日から6月12日までの間、9回にわたって開かれた。法廷に立ったのは中岡艮一と助役の橋本栄五郎である。
裁判の全体…
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