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堀田佳男ジャーナリスト

1957年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業、アメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社などを経て1990年に独立。以来、ワシントンDCを拠点に政治、経済、社会問題など幅広い分野で取材・執筆。25年間の滞米生活を経て2007年帰国。国内外で精力的にジャーナリスト活動を続ける。著書に「大統領はカネで買えるか」「大統領のつくりかた」「エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明 」など。

<4>トランプ勝利当てた大学教授「今年はバイデンが勝つ」

公開日: 更新日:

 バイデン勝利――。

 米大統領選の結果を予測する政治分析サイトや政治学者の間で今、統一見解と言えるほどまとまりつつある結末である。

 筆者は過去1カ月間、9団体と2個人の選挙結果予測に注視してきた。10月20日現在、すべての団体・個人が「バイデン勝利」に傾いている。中でもニューズウィーク誌は9月26日付の記事で、「トランプ氏は総得票数では負けるが、選挙人数では勝つかもしれない」とトランプ再選を予測していたが、直近の報道では「重要州では今、バイデン氏がわずかにリードしている」に変わった。すでにバイデン氏に女神がほほ笑んでいるかのごとくである。

 CNNやエコノミスト誌といった大手メディアだけでなく、政治分析サイトの「538」やポリティコなどもバイデン勝利を予測。興味深いのは、4年前の選挙でほとんどの団体・個人がヒラリー勝利としていた中、インベスターズ・ビジネス・デーリー紙と南カリフォルニア大学の2団体はトランプ勝利を見事に予測した。その2団体が今年はバイデン氏が勝つと予測している。

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