三井の森恪は二千萬圓と武器で満州をよこせと要求した
山田純三郎の手記をもとに、孫文を中心に辛亥革命に協力した日本人を紹介しているのだが、森恪からの電報には次のようにあったというのである。
「時恰も三井の森恪から南京政府が日本に満州を提供するならば二千萬圓の金と二個師団の武器をやるといふ電報が入ったのである」
明治の…
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