「緊急事態条項新設」案の嘘と危険性…"緊急事態”に乗じて首相独裁体制に
憲法改正を真面目に考えよう(4)
2011年3月11日の東日本大震災の直後に自民党の議員から電話で、「国民を説得できる良い改憲のテーマが見つかった」と言われた。緊急事態条項の新設である。非常時に国民の勝手な行動(人権行使)を禁じた上で首相に国家の全権を集中して事態を迅速に収束させる根拠規定である。
20…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り814文字/全文954文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】