斎藤隆夫は「国家之より大事起こるべく、予の予想全く適中す」と記した
終戦詔書について、その文案作成のプロセスにおけるいくつかの字句をめぐる動きを追いかけてきた。細部を見るのでなく、基本的に2つか3つの字句を見ることで、歴史の方向性が問われる事態だったことがわかる。「義命」と「時運」の違いがもっともわかりやすい例であると、私には思えるのであった。…
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