自民・二階元幹事長「政倫審」欠席でまさかの焼け太り…“帝国”維持へ最後のご奉公
「世耕潰し」徹底
「政倫審に対する世論の反応によっては党が関係議員を処分する可能性があり、二階さんも免れないでしょう。『離党+政界引退』と引き換えに、選挙区の後継指名をのませたのではないかという話が駆け巡っています。首相を目指すために二階さんの引退を待ちわびる世耕前参院幹事長には、何があっても選挙区を渡したくない。その一心で引退を先延ばしにしてきたからです。和歌山も衆院小選挙区『10増10減』の対象で、二階さんが新2区、参院から鞍替えする鶴保庸介元沖縄北方担当相が新1区に収まったことで、旧2区の石田真敏元総務相が比例代表に回った。二階さんの引退後は、とりあえず新2区は石田さんへ、鞍替えする鶴保さんの地盤は秘書を務める三男へ、という青写真です」(与党関係者)
安倍元首相の最側近気取りでイケイケだった世耕氏も参院政倫審に出席する運びで、事と次第でどうなるか分からない。老練家の最後のご奉公で二階帝国は安泰なるか。