盗撮マニアたちの歪んだ趣味嗜好…20都府県グループで「作品」を共有、手口のレクチャーも
■スマホには盗撮画像が約1210点
投稿画像に写った背景などから盗撮場所を調べ、防犯カメラの映像から同時刻に現場にいた金沢容疑者を特定。昨年10月28日、浜松市にある商業施設で女性のスカート内をスマホで盗撮した画像を、グループLINEに投稿していたことが判明した。押収した金沢容疑者のスマホからは、動画や静止画など盗撮画像約1210点が見つかった。
「投稿された盗撮画像は女性のスカートの中が一番多かったが、ホットパンツの隙間から見える下着だったり、シャツの下に透けているブラジャーのラインを盗撮したものや女性の体操服姿そのままの画像もあった。彼らにとって作品は宝物です。スカートの盗撮でも『座っているより、立っている方が足が長く見えるからいい』という趣向の投稿者もいた」(捜査事情通)
同グループによる被害は20都府県に及び、投稿された画像にボカシはなく、被害に遭った女性の顔がハッキリ写っていたという。
女性たちは盗撮されたことを知らないまま、盗撮魔たちの間で「餌食」にされていた。