4都県7件連続強盗は「ルフィ事件」から多くを学んだ? 実行役逮捕でも懸念される解決長期化
あたかもルフィ事件を彷彿とさせる今回の連続強盗事件。しかし、ルフィ事件からの学習なのか、手口はより「高度になっている」(同前)という。
「指示役らはルフィ事件で世間から注目された“闇バイト”という言葉を使わずに“ホワイト案件”などと実行犯役を募集。犯行に使用する刃物などを購入する際、アリバイのために“野菜も一緒に買え”などの指示も出しています。ルフィ事件の時にはそうした緻密さはありませんでした。足がつかないため、犯行に使用した携帯を回収するなどの用意周到さも今回の事件では持ち合わせています」
3人の指示役がいたとみられるルフィ事件だが、今回も「松本」「大谷」などを名乗る人物から指示が出されていたことがわかっている。
「ルフィ事件では犯行グループの概要を知る人物から任意での捜査協力もありましたが、今回の事件では今のところ有力な情報は得られていないようです。事件は長期化する可能性も考えられます」(同前)
早期解決に警察の威信がかかっている。