前園真聖は氷山の一角…元Jリーガーを待つ「貧困生活」の元凶
スポーツライターの工藤健策氏がこう言った。
「サッカーで言えば、私は川淵三郎現協会名誉会長の罪は重いと思う。彼がチェアマンとしてJリーグの拡大政策をとり、今の40チームという肥大化したJリーグをつくった。日本の国土面積を考えれば、明らかにキャパシティーオーバーです。組織を拡大しても、生み出されるお金のパイは決まっている。その結果、プロ選手でありながら、100万円、200万円にも満たない年俸でプレーする選手を生んだ。にもかかわらず、なぜ、拡大政策をとったか。それはトップの権益を広げ、それを守るためですよ」