FAで大激突 巨人がソフトバンクに負けられない理由

公開日: 更新日:

 ソフトバンクの孫オーナーは04年の球界参入時から「世界一の球団になる」と堂々と公言。「将来は大リーグのワールドチャンピオンと日本一球団のリアル・ワールドシリーズを実施したい」と遠大な構想をブチ上げている。これは正力松太郎氏の「巨人軍はアメリカ野球に追いつき、そして追い越せ」という巨人軍憲章と同じ。巨人への対抗意識を当初から隠していない。

 最近の巨人は日本野球機構内でも存在感が薄れていると指摘する関係者は多い。飛ぶボール騒動、コミッショナー問題でも目立ったのはソフトバンクをはじめとするパの球団の方だった。

 巨人が2投手の争奪戦でソフトバンクに敗れるようなことがあれば、「盟主交代」という印象を抱くファンも出てくる。巨人は負けられない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動