復活目指すロッテ涌井 カギを握るのは母親への深い愛情
母が復活の鍵を握っている、という声がある。
西武からロッテにFA移籍した涌井秀章(27)が26日、新たな本拠地となるQVCマリンで自主トレを公開。「ローテを守ればおのずと結果はついてくる。1年間、先発として投げたい」と意気込みを語った。
涌井は9勝12敗に終わった11年から、3年連続で負け越し。12年はわずか1勝、昨年も5勝に終わった。先発、リリーフと役割が固定されなかったことも、不振が続く理由とされた。ロッテではすでに、伊東監督から先発ローテ入りが確約されて、開幕投手の有力候補にも挙げられている。西武時代に目をかけてもらった指揮官の存在は心強いだろう。
「それ以上に、母親ですよ。涌井は、週刊誌を賑わす遊び人のイメージとは合わないが、母親にべったりというところがある。かつては所属事務所や代理人を決める際には、必ず親に同席してもらって最終決定したくらい。今回、ロッテを移籍先に選んだのも、実家が千葉の松戸にあるからというのが大きい。地元に帰って、母親に恥をかかせられないという気持ちがプラスになるんじゃないかと思います」(西武関係者)
母の力は偉大なり。