「どことでもやれる」 女子アイスホッケー収穫のロシア戦
女子アイスホッケー代表の「スマイルジャパン」が強豪相手に善戦した。5日(現地時間)は本番の会場に隣接するリンクで世界ランキング4位のロシアと強化試合を行い、2―3で敗れた。
序盤こそ、昨年の世界選手権3位で今大会のメダル候補でもあるロシアの個人技とパワーに圧倒された。第2ピリオドまでに3点を先行されたが、終盤は持ち前のスピードと運動量を生かして反撃。第3ピリオドには速攻からFW坂上智子(30)がミドルシュートを決めて1点差に迫った。
1次リーグB組で対戦するロシアと接戦を演じ、飯塚祐司監督は「第2、第3ピリオドはよくやれていた。90点」と満足そうな表情。主将の大沢ちほ(21)は「自分たちのホッケーができれば、どことでもやれる」と手応えを口にした。