練習試合で12失点…“投壊巨人”原監督のイヤミが現実に?
ローテ当確とされる杉内と菅野も腰と背中に痛みを抱え、調整が遅れている。17日には絶対的セットアッパーの山口が「左肩の脱力感」で緊急帰京。この日、都内で検査を受け、「軽い炎症」と診断された。“鉄腕”の離脱でチームに衝撃が走る中、「大竹、セドンを取っておいてよかった」という状況になってきた。
川口コーチは以前、「頭数がいないし、開幕から先発5人で回してスタートダッシュを狙うかも」と話していた。他球団のスコアラーは「ムリする布陣じゃないでしょ」と6人で回すと見ていたものの、5人構想が現実味を帯びてきた。新戦力の大竹、セドンの2投手にも最初から負荷がかかりそうな雲行きだ。
キャンプイン早々から「戦力的に今年も巨人が独走ですよ」と早くも諦めムードだったセ5球団。諦めるのはまだ早い。