「突然トレードにショックは?」 オリから移籍の楽天・後藤を直撃
19日の阪神との練習試合で、オリックスから楽天移籍1年目の後藤光尊(35)が5番・三塁で出場、内野の定位置奪取に向け、4打数2安打とアピールした。
昨季は若手の活躍や平野のFA加入、自身の不調もあり、69試合で3本塁打、16打点、打率.243。年末に鉄平との電撃トレードで楽天に移籍したが、これには「まさか」という声も多かった。
何せ後藤は、ブルーウェーブ時代からオリックス一筋の功労者。さらには10年から続いていた年俸1億5000万円の複数年契約の途中。球界では「年俸が高く、煙たい存在になってきた後藤が邪魔になったのでは」ともいわれている。心中複雑であろう後藤を直撃した。
■練習の質も量もこれまで以上
――連日、遅くまでバットを振っていますね。
「今は打撃の精度を上げているところです。野球は数字を追いかけるスポーツですから、確実性を上げなきゃいけない。守備も打撃もそれは同じ。キャンプはそのための準備をする時期ですから」