楽天・松井裕 5回無失点でも懸念される「見えない欠点」

公開日: 更新日:

 しかし、弱小球団だった当時と今とではチーム事情が違う。星野監督は連覇を狙い、昨季24勝のエース田中も抜けた。1年目から先発で投げる松井には、早期の欠点克服が求められる。

 松井と同じ左腕で元西武の三井浩二氏(評論家)は「マトモに修正しようと思えば1年以上かかります」と言う。

「それでも本人が自覚しているといないでは大きく違う。フィールディングが下手ならバント攻めなどにも遭うでしょうが、自覚していれば防げるケースもある。内野手のカバーも期待できます。そもそも、左投手はフィールディングが下手な傾向がある。右投げだと小さい頃から内野を兼任することが多い。左投手は野手兼任でも外野か一塁程度。僕もプロ入り後はフィールディングで苦労しました」

 オープン戦ではあえて欠点を突かないライバル球団もあるだろう。「順調すぎて怖い」と言う星野監督の言葉も、あながち冗談ではなさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出