引退のモーグル上村愛子 もう遠慮はいらない「夜の大技」
時間はタップリある。
フリースタイルスキーモーグル女子の上村愛子(34)が1日、長野市内で引退会見を行った。
98年長野大会から5大会連続で五輪に出場。7位、6位、5位、4位ときて、2月のソチも4位。最後の試合となった3月27日の全日本選手権(白馬)は優勝で締めた。
競技生活を終えた上村は「モーグルに出合って20年、たくさんのみなさんに応援し、支えていただいて、幸せな競技人生でした」と笑顔で挨拶。
今後は「(競技を)やっている間はなかなかできなかった家族との時間を大切にしたい」という。夫で元アルペンスキーの皆川賢太郎氏(36)と、夫婦水入らずの生活をエンジョイすることだろう。
冬季競技のアスリートといえば、長野五輪のスピードスケート女子500メートルで銅メダルの岡崎朋美(42)も昨年末に引退した。岡崎は07年に36歳で結婚。バンクーバー五輪は入賞も果たせず、10年末に39歳で長女を出産。昨年のソチ五輪代表選考会(500メートル)で6位に終わり現役を退いた。