連日の2ケタ被安打…阪神“投壊”で中村GMに強まる批判

公開日: 更新日:

「捕手にも原因がある」
 阪神OBの評論家・福間納氏がこう指摘した。

 6日のヤクルト戦は、八回にマートンの3ランが飛び出すなど逆転勝ちで同一カード3連敗は免れるも、投手陣は相変わらずボロボロ。先発の榎田が2回持たずに3失点KOされるなど計8失点。開幕から9試合で2ケタ被安打は8試合、2ケタ失点は4度。チーム防御率は12球団最悪の7.13となり、和田監督は「立て直していかないと」と渋い表情だったが、何が原因なのか。冒頭の福間氏が続ける。

「典型的だったのは七回、加藤が山田に左翼越えの2点二塁打を打たれた場面。初球から高めに4球連続で速球を投じ、とらえられた。空振りを取ったボールでも、4球続ければ打者にも狙われる。かと思えば、この日の先発榎田のように四球を出して弱気になり、甘いコースに投げて打たれるパターンもある。榎田も5日に先発した秋山も、打者に向かっていく姿勢が全く見えない。単調なリードに加え、バッテリーの弱気な攻めが大量失点を招いている。正捕手を固定できない弊害が出ていると思います」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭