日ハム大谷 中途半端な二刀流は「背中の張り」が原因だった
「原因は大谷の体にあるらしい」 と、地元放送関係者がこう続ける。
「去年のシーズン終盤くらいから、投げ終わった後、背中に張りを訴えるようになったというのです。本人は中6日でも投げようと思えば投げられると言うのですが、恐らく首脳陣も無理をさせるわけにはいかないのでしょう。本来なら開幕2戦目に投げる予定が、急きょ斎藤に代わったのも、大谷の背中の張りが原因だと聞いています」
■精密検査も異常なし
登板間隔をあければ張りは取れるし、レントゲンやMRI検査を受けても、特に異常は見つからなかったそうだ。それやこれやで背中の張りの原因に関してはいまだ不明らしい。
高校時代に成長痛で体を十分、鍛えられないうちから160キロの剛速球を投げた反動か。あるいはプロに入ってからの二刀流が、知らず知らずのうちに体に負荷をかけたのかどうか。
いずれにせよ原因がハッキリせず、間隔をあけなければ張りが引かない状態が続く限りは、中6日のローテに入れるわけにはいかない。昨季から投手として中途半端な起用法が続いた原因は、大谷自身の肉体にあったわけだ。