また栗山監督にブレ 素直に喜べない日ハム大谷の巧打

公開日: 更新日:

「中軸での大活躍が、また栗山監督をブレさせるんじゃないか」

 日本ハム内では、早くもこんな声が囁かれ始めている。大谷は28日の開幕戦(対オリックス)で同点適時二塁打を含む2安打1打点と活躍。当初の「投手優先プラン」が後回しになる可能性が出てきたからだ。

 今季の大谷は昨年同様、二刀流を継続していく。とはいえ、あくまで「投手優先」。栗山監督もその方針を貫くことを誓っていた。

 ところが、だ。開幕直前になって大谷の打撃が好調とみるや、あっさり方針を転換。大谷の先発ローテーションを変更し、開幕戦に「3番・右翼」で起用するとすぐに結果を出した。「打者」として毎日使いたくなるのは当然だろう。

 日ハムは昨季パ・リーグ本塁打王のアブレイユが椎間板ヘルニアを悪化させ、長期離脱が決定的。中軸を任せられる選手が中田以外にいない。

 大谷のバットが快音を響かせるほど栗山監督は頭が痛くなる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった